メディカルチェックにおける看護師の役割

現代はある程度、自宅でもメディカルチェックを行えます。たとえば毎日体重を計るだけでも、食べ過ぎや運動不足の予兆を捉えられますし、起床時に疲労感を感じれば、その日はコンディションが良くないと判断できます。しかし簡易的なメディカルチェックは自己満足に終わることも多く、健康改善へ役立つとは限りません。ですから看護師としては、患者の改善意識を促せるよう、メディカルチェックの活用法を伝えたいところです。

そもそもメディカルチェックとは「健康状態をデータ化する」行為ですから、それ単体では機能しません。データを分析し、その結果から病気や悪習慣を見つけなければならないのです。つまり看護師の役割は、「データを正確に読み取り、それを患者の改善意識へつなげる」ことにあります。そのためには骨格系・神経系の解剖学知識を学ぶことは当然として、医療コンサルタントや理学療法士と連携し、最新医療知識を取り込む必要も出てくるでしょう。

コミュニケーション能力も重要です。小児~高齢者まで、看護師は幅広い年齢層と対話していきますから、状況に合わせて口調も変える必要があります。あるいは医療知識を患者さんに納得してもらうために、説明力や説得力も問われます。さらには患者さんのケアを外部委託する場合にも、コミュニケーション能力が問われます。普段から付き合いのある医療機関やクリニックであれば、安心して患者さんを任せられます。なにより機関同士で連携が密であれば、患者さんも安心して健康改善へ取り組めるでしょう。